
「最近、部下との距離を感じる」「雑談が減り、必要な話しかしなくなった」「もしかして嫌われているのではないか」管理職として数年が経った30代〜40代の方ほど、こうした違和感を抱きやすくなります。
結論からお伝えすると、管理職は必ずしも部下に好かれる必要はありません。むしろ「好かれよう」とする姿勢が、マネジメントを歪めてしまうケースも少なくないのです。
本記事では、「部下に嫌われているのでは」と悩む管理職の方に向けて、その感情の正体を整理しながら、信頼される上司に共通する考え方を解説します。
なぜ管理職は「嫌われている」と感じやすいのか

管理職になると、プレイヤー時代とは明確に役割が変わります。成果を出すだけでなく、評価し、期待値を伝え、時には厳しい判断を下す立場になります。この変化によって、以下のような現象が起きやすくなります。
・部下が本音を言わなくなる
・距離感が生まれ、フラットな関係性ではなくなる
・感謝や共感よりも、業務上の会話が中心になる
これらは「嫌われている」サインに見えるかもしれません。しかし実態は、立場の変化によって生じる自然な構造変化であることがほとんどです。上下関係が明確になったことで、部下が無意識に線を引いているだけ、というケースも少なくありません。
管理職の役割は「共感」ではなく「意思決定」

部下に好かれたいという気持ちは、人として自然な感情です。ただし、その感情を優先しすぎると、管理職として重要な役割を果たせなくなります。
管理職に求められるのは、
・チームとしての成果を最大化すること
・中長期的な視点で判断を下すこと
・個人ではなく組織の最適解を選ぶこと
これらの判断は、ときに部下の感情と衝突します。全員が納得し、気持ちよく受け入れる意思決定など、現実には存在しません。
「嫌われたくない」からと判断を曖昧にすれば、
・評価基準がブレる
・期待値が不明確になる
・チーム全体の不信感が高まる
結果として、一時的には好かれても、長期的には信頼を失うことになりかねません。
「好かれている上司」と「信頼される上司」は別物

ここで一度、視点を切り替えてみてください。重要なのは「好かれているか」ではなく、「信頼されているか」です。信頼される管理職には、いくつかの共通点があります。
・判断基準が一貫している
・評価とフィードバックに論理性がある
・感情ではなく事実で向き合う
・部下の成果と成長に真剣に関心を持っている
一方、好かれようとする管理職は、
・言いづらいことを先送りにする
・評価を曖昧にする
・決断を避ける
といった行動に陥りがちです。部下は上司を「優しいかどうか」ではなく、「この人のもとで成長できるか」「ついていく価値があるか」で見ています。
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最後に
管理職は、構造的に孤独を感じやすい立場です。全員の期待を同時に満たすことはできず、誰かの不満を引き受ける役割でもあります。もし今、「部下に嫌われているのでは」と悩んでいるのであれば、それはあなたが真剣に役割と向き合っている証拠かもしれません。管理職は、好かれるための仕事ではありません。信頼されるための仕事です。
短期的な感情ではなく、長期的な信頼を積み重ねていくこと。その姿勢こそが、結果として「この上司で良かった」という評価につながっていきます。

