
転職エージェントとの面談でやってはいけないことは、求人を紹介してもらうことだけを目的に相談してしまうことです。相談の仕方を誤ると、条件に合う求人は出てきても、納得感のない転職につながりやすくなります。
この記事では、「転職エージェント やってはいけないこと」をテーマに、面談や相談の場で避けるべき行動と、その理由を整理します。転職エージェントを使っているものの、手応えを感じられていない方はぜひ読み進めてみてください。
やってはいけないこと① 希望条件だけを一方的に伝える

転職エージェントとの面談で多い失敗が、「年収は◯万円以上」「勤務地は都内」「職種は〇〇のみ」
と、希望条件だけを先に伝えてしまうことです。
希望条件自体は重要ですが、それだけを伝えると、転職エージェント側も条件検索に寄せた求人提案にならざるを得ません。結果として、「条件は合っているが、なぜこの求人なのか分からない」という状態になりがちです。
本来伝えるべきなのは、
・なぜその条件を重視しているのか
・これまでのキャリアで何を大切にしてきたのか
といった判断の背景です。背景を共有せず条件だけを並べることは、転職エージェント面談でやってはいけない典型例です。
やってはいけないこと② 転職理由を曖昧なまま相談を進める

「今の会社がなんとなく合わない」
「成長できていない気がする」
こうした感覚を持つこと自体は自然ですが、そのままの状態で相談を終えてしまうのは注意が必要です。転職理由が曖昧なままだと、転職エージェントからの提案も表面的になりやすくなります。
実際の支援現場では、話を深掘りする中で、
・仕事内容ではなく評価制度への違和感だった
・会社ではなく上司や役割とのミスマッチだった
と整理されるケースは少なくありません。「整理できていないからこそ相談する」という姿勢は問題ありませんが、整理されないまま意思決定を急ぐことは、やってはいけない行動と言えます。
やってはいけないこと③ 紹介された求人を比較せずに判断する

転職エージェントから紹介された求人を、
「最初に出てきたから」
「条件が一番良さそうだから」
という理由だけで前向きに進めてしまうのも注意点です。求人は単体で見ると魅力的に見えますが、比較対象がなければ判断軸が定まりません。
複数の求人を見比べることで初めて、
・自分が本当に重視している希望条件
・妥協できる点、できない点
が明確になります。転職エージェントとの面談でやってはいけないのは、「早く決めること」ではなく、考える材料が揃わないまま決めてしまうことです。
やってはいけないこと④ 転職エージェント任せにしすぎる

転職エージェントは心強い存在ですが、キャリアの意思決定を代わりにしてくれるわけではありません。「プロに任せているから大丈夫」と考えすぎると、判断の軸が他人任せになってしまいます。
実務の現場では、
・違和感があるのに勧められるまま選考を進めてしまう
・断りづらく、面接を受け続けて疲弊する
といったケースも見られます。転職エージェントは提案者であり、最終的な判断主体はあくまで本人です。感じた違和感を言語化せず飲み込んでしまうことも、面談でやってはいけない重要なポイントです。
やってはいけないことを避けると、面談の質は大きく変わる
転職エージェントとの面談は、使い方を誤ると「求人を並べられるだけの時間」になります。
一方で、
・背景や迷いを正直に共有する
・希望条件を判断材料として整理する
・違和感をその場で言葉にする
ことができれば、キャリア全体を見直す有意義な時間になります。やってはいけないことを避けるだけで、転職エージェントからの提案の質は大きく変わります。目先の転職だけでなく、その先のキャリアまで見据えた相談ができているか。一度、ご自身の面談スタンスを振り返ってみてください。

