面接時のマスクはあり?着用する際の注意点や印象をアップするためのコツ

新型コロナウイルスの流行に伴い、マスク着用が当たり前となった昨今ですが、「面接時にマスクを着用したままでいいのか」「マスクの着用はマナーなのか」など転職活動をする身としては迷いを感じる点です。マスクの有無が採用に影響するとしたら、着用すべきか否かを迷うのも当然のことかもしれません。こちらの記事では、面接時のマスクの着用について疑問を感じている方へ向けて、着用の必要性や、注意点、印象をアップするためのコツなどについてご紹介します。

目次

面接のマスク着用については企業側に合わせる

マスク着用に関する公式の見解として、厚生労働省が『マスク着脱については個人の主体的な判断を尊重。マスク着用が効果的な場面においてはマスク着用を推奨』と2023年3月に発表しています。ビジネスシーンでのマスクの着用状況は、各個人の考え方や世代・業界によって異なっており、正解は無い状況です。

面接を受ける際は、マスク持参(もしくは着用)の上で面接に臨み、その場の状況に応じて着脱するのが無難といえるでしょう。もしマスクを着用していたいという希望・事情がある場合は、面接担当者から指示がなければマスクを着用したままで問題ありません

対面面接でマスクを着用する場合の注意点

転職活動中の面接は、大きく「対面面接」と「オンライン面接(Web面接)」に分けられます。それぞれ異なる注意点があるので、面接を受ける前に把握しておく必要があるでしょう。まずは、対面面接でのマスク着用に関する注意点を解説します。

シンプルなデザインのマスクを選ぶ

対面面接を受ける際には、シンプルなデザインのマスクを選ぶことが好ましいでしょう。現在、面接シーンでのマスクのデザインについて、明確なビジネスマナーが存在するわけではありませんが、派手な柄であったり、奇抜な色合いのマスクであったりすると印象を大きく左右するだけでなく、一層表情が読み取りにくくなってしまいます。

また、スーツとのバランスも悪くなってしまいがちなので、違和感のないようなデザインが好ましいでしょう。具体的には、白やグレー、淡いブルーのほか、女性であれば柔らかなベージュピンクのような色合いのマスクもおすすめです。

清潔感のあるマスクを着用する

面接のシーンでは、清潔感のあるマスクを着用しましょう。しわや汚れのあるマスクはかえって印象が悪くなってしまうので注意が必要です。また、洗濯して繰り返し使えるタイプのマスクの場合、しわや毛玉、毛羽立ちなどが目立っていることも考えられます。面接のために新しいマスクを準備して、万全の準備で臨むことがおすすめです。

マスクを外す場合に備えておく

万が一マスクを外さなければならないとなった場合に備えて、マスクで隠れる部分の身だしなみも整えておく必要があります。面接でマスクを外すシーンはほとんどありませんが、本人確認のために一度マスクを外すよう促されることもあるためです。

マスクを着用するからと油断して、髭剃りを怠っていたり、メイクをしていなかったりすると、いざという場面で慌ててしまうかもしれません。マスク着用での面接であっても、見える部分だけに手間や時間をかけるのではなく、見えない部分の身だしなみも整えることが重要です。

オンライン面接における注意点

リモートワークの導入が進んだことにより、面接もオンライン環境で行われることが増えてきました。感染予防を徹底できるだけでなく、自宅から面接を受けられるので、応募者にとってメリットの大きい方法です。オンライン面接を受けるにあたり、どのような注意点があるのか事前に把握しておきましょう。

原則マスクは着用しない

オンライン面接では、原則としてマスクは着用しません。マスクは感染予防のために着用するものであり、在宅している状況でのマスク着用は違和感があります。

さらにオンライン面接は対面面接と違ってコミュニケーションが難しくなる傾向にあるので、さらにマスクを着用するとなると、より一層自分の印象や表情がわかりにくくなってしまいます。特別な事情がない限りはマスクを着用せずにオンライン面接に臨みましょう。

事前にオンラインの環境を整えておく

オンライン面接において、最も注意すべきなのが環境を整えておくことです。いざオンライン面接が始まると、通信が不安定で音声や映像が乱れてしまうことがあります。場合によっては、そもそもうまく接続できずに面接が開始できないといった事態にも陥るかもしれません。

オンライン面接が決まったら、安定したインターネット環境を確保し、あわせて使用ツールの操作方法も確認しておきましょう。「カメラのオン・オフの切り替え」「マイクの設定方法」などのほか、どうしてもカメラの背景に部屋の様子が写ってしまう場合には、必要に応じてバーチャル背景を設定できるようにするなど、事前にオンライン面接に向けた準備を進めておきましょう。

対面面接同様に身だしなみを整える

オンライン面接は自宅で受けることから、身だしなみの面で油断しがちですが、対面の面接同様に徹底しましょう。スーツを着用し、髪型やメイク、髭剃りなどはビジネスマナーとして重要です。カメラを通すため、細かな部分までは見えないかもしれませんが、身だしなみを徹底することで、自分自身の気持ちが引き締まるといったメリットもあります。

明るい部屋で面接を受ける

オンライン面接を受ける際には、なるべく明るい部屋を選びましょう。薄暗い部屋ではカメラに映る自分の顔色も暗く見えてしまい、印象が悪くなることがあります。なるべく自然光の入る部屋が望ましいですが、難しい場合には部屋の照明を明るくしたり、リモート会議向けの卓上LED照明を使用したりして、顔色が明るく見えるように工夫してみてください。

最近では、より顔色を明るく、健康的に見せるリングライトも数多く販売されています。安価で購入できる製品も多いので、気になる方はオンラインショップや家電量販店をチェックしてみましょう。

マスク着用で面接を受ける際の印象アップのコツ

マスク着用で面接を受ける際、少しでも印象が良くなるように工夫することが重要です。顔の半分がマスクで隠れていても面接担当者に「この人に働いてほしい」と感じてもらうためには、以下のコツを実践してみてください。

大きな声ではっきりと話す

マスクを着用して面接を受ける際には、大きな声ではっきりと話すことを心がけましょう。口元にマスクがあることで、声がこもりやすく相手に言葉が伝わらない可能性があります。何度も聞き返すことは面接担当者としてもストレスになりますし、応募者としても焦りの原因になるので、一度で言葉が伝わるように大きな声とはっきりした話し方を意識することをおすすめします。

目元からの笑顔を意識する

面接の際にマスクを着用する場合は、目元からの笑顔を意識してみてください。口元はマスクで隠れてしまうので、にっこりと笑っても笑顔に見えにくくなってしまうかもしれません。そのため、マスクで隠れない目元からしっかりと笑うことを意識すると、面接担当者にも明るく柔らかな印象を与えることを意識しましょう。

少し目を細め、目尻を下げるようなイメージで笑顔をつくると、マスクをしていても笑顔が分かりやすく、より自然な表情になるのでおすすめです。

顔にかからない髪型を意識する

マスクを着用して面接に臨む際には、髪が顔にかからないようなヘアスタイルがおすすめです。マスクを着用しているうえに、前髪やサイドの髪などが顔にかかってしまうと、見える部分が限られてしまううえに、暗い印象になってしまいます。また、「清潔感がない」「身だしなみが整っていない」と判断されるリスクもあるので、散髪したり、髪をまとめたりして、しっかりと顔が見えるようにしましょう。

転職エージェントの利用でリスクを最小限に

マナーを知らないが故に無意識に失礼にあたってしまうようなトラブルを回避するためにも、転職活動の際には転職エージェントを利用して転職活動に臨むことをおすすめします。転職エージェントは毎日のように転職活動の成功事例、失敗事例に触れているため、リスクが見込まれる場合には指摘してくれることでしょう。

また、このようなマスク、リモート面接などに限らず、転職活動を通じてどのように進めるか悩むシーンは多々あるかと思いますが、多くの場合、転職活動は孤独です。腹を割って話ができる存在がいるかいないかは、自身の転職活動を良い形で進めていく上でとても重要といえるでしょう。

転職エージェントは国内に数万社あり、法務をはじめとした管理系職種に強みを有する転職エージェント、あるいは経営層、マネジメント層に特化した転職エージェントなどそれぞれ特色があります。これまでの経験、自分が描きたいキャリアなどを踏まえ、自分に合った転職エージェントをパートナーに選びましょう。

最後に

今回は、面接におけるマスク着用の必要性や注意点、印象をアップさせるためのコツなどについてご紹介させていただきました。マスク着用については各個人の事情・見解が異なるため、迷いが生じやすいポイントです。マスクを着用するにしてもしないにしても、それで評価に影響がおよぶことがないように今回触れたような注意点やコツを踏まえたうえで面接に臨むことが重要です。

面接という大切な場面でしっかりと自分の良さをアピールできるよう、本記事を参考にしていただけましたら嬉しく思います。

この記事を書いた人

岩崎久剛

1984年兵庫県生。関西大学工学部を卒業後、受験支援事業を全国展開する大手教育事業会社にて総務人事など管理部門を経験し、2012年より人材業界に転身。大手総合人材会社にて求人広告、人材紹介など中途採用領域での法人営業を経験し、従業員数名規模のベンチャーから数10か国に展開するグローバル企業まで多様な業界、事業フェーズの企業の採用を支援。2016年よりハイキャリア領域の人材紹介事業立上げメンバーに参画し、関西ベンチャーを軸とした採用支援に従事。その後、ビズアクセル株式会社を起業。MBA(グロービス経営大学院)。

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